SNSやメールの整理が必要になる理由
身近な方が亡くなった後も、故人が利用していたSNSやメールには通知が届き続けることがあります。誕生日通知や自動配信メール、グループからの連絡などが突然届くと、精神的な負担になることも少なくありません。また、重要な連絡が埋もれてしまい、必要な手続きを見落とす原因にもなります。
そのため、葬儀後の落ち着いたタイミングで、SNSやメールの通知設定や連絡先を整理しておくことが大切です。
まず行うべき全体の流れ
SNSやメールの整理は、思いつくままに進めるのではなく、順序立てて行うことで混乱を防げます。基本的な流れは以下のとおりです。
- 利用していたSNSやメールサービスを把握する
- 通知の内容と重要度を確認する
- 必要な連絡先を整理する
- 通知停止やアカウント対応を検討する
利用していたSNSとメールの確認方法
故人がどのSNSやメールサービスを利用していたかを把握することが最初のステップです。スマートフォンやパソコンのアプリ一覧、ブラウザの履歴、受信メールの差出人などを確認すると、利用状況が見えてきます。
すべてを把握するのが難しい場合でも、主要なサービスを押さえておくだけで、その後の整理が進めやすくなります。
通知内容の仕分けと優先順位
届いている通知を確認し、内容ごとに仕分けします。金融機関や各種契約に関する連絡、仕事関係の連絡、個人的なメッセージ、広告や自動配信などに分けて考えると整理しやすくなります。
重要度の高い通知は対応が必要なものとして残し、それ以外は停止や整理の対象とします。
連絡先の整理と関係者への配慮
メールやSNSには、多くの連絡先が登録されています。すべてを残す必要はなく、今後連絡が必要になりそうな相手と、不要なものを分けて考えます。
特に、仕事関係や親しい知人については、状況に応じて故人が亡くなったことを伝える必要がある場合もあります。その際は、簡潔で配慮ある文面を心がけることが大切です。
SNSの通知停止とアカウント対応
SNSでは、通知設定を変更することで、コメントやメンション、記念日通知などを止めることができます。すぐにアカウントを削除せず、まずは通知を抑えるだけでも精神的な負担は軽減されます。
その後、アカウントを残すか、整理するかを家族で相談して判断すると、後悔が少なくなります。
メール通知の整理方法
メールについては、不要な通知メールやメルマガを停止するだけでも受信量を大幅に減らせます。重要なメールが埋もれないよう、フォルダ分けやフラグ付けを行うのも有効です。
一定期間が経過し、必要な確認が終わったら、アカウント自体の整理を検討する段階に進みます。
整理を進める際の注意点
感情的に辛い時期に無理をしてすべてを片付けようとすると、心身に負担がかかります。一度に終わらせようとせず、できる範囲から少しずつ進めることが大切です。
また、削除や停止を行う前に、本当に必要な情報が残っていないかを必ず確認しましょう。
まとめ
SNSやメールの通知・連絡先の整理は、葬儀後の生活を落ち着かせるために重要な作業です。利用状況を把握し、通知を仕分け、必要な連絡先だけを残すことで、精神的な負担を減らせます。焦らず段階的に進めることが、後悔のない整理につながるでしょう。
